内部リンクはSEO効果が期待できる

ホームページを見ていると...、「>>〇〇〇はコチラへ」といったリンク部品があるのをよく見かけますが、これはSEOに効果はあるのでしょうか？

昨日、こんなお問い合わせをいただきましたので早速回答したいと思います。

まず答えですが、「ハイ、あります！」です。

ホームページは複数のページで構成されていて、それぞれが「リンク」でつながっていることで見る人は知りたい情報に辿り着くことができます。

サービス案内ページを読み終わってから、サービスの流れを詳しく知りたいとなれば「>>サービス提供までの流れはコチラへ」というリンクがあると離脱する可能性も減り効果を期待することができます。

【このブログを書いた人】

株式会社アクセスアップ／富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。

内部リンクとは？

「リンク」とは、ページ同士をつなぐ仕組み。

正式名称は「ハイパーリンク（hyperlink）」と呼び、クリックすると別のページに移動することができる仕組みのこと。

そして他のホームページに移動できるものを「外部リンク」と言い、同じホームページ内の別ページへ移動できる仕組みを「内部リンク」と呼びます。

テキスト（文字）や画像（写真）に移動先のURLを埋め込むことで、見る人はクリックするだけで簡単に移動できるようになるものです。

>>「ハイパーリンクとは？」（wikipedia)

検索エンジンにページの存在を伝えることができる

Googleなどの検索エンジンもこの「内部リンク」を辿って、構成されるページの存在を理解します。 ですから関連のあるページ同士を「内部リンク」でつなげると、検索エンジンからの評価が向上します。

例えば物流会社の場合なら、「サービス案内」のページ中に、「物流拠点」ページへの内部リンクがあれば、それぞれが物流について書かれたページであることを伝えることができます。 

 >>食品物流会社「TAKAIDOクールフロー」様のホームページ

リンクしたい文字列にキーワードを入れる

リンクを貼る場合は、リンクしたい文字列にキーワードを入れましょう。

よくやりがちなのが、「詳細はこちら」のように記述し、このテキストの「こちら」だけをアンカーテキストにしてしまうというもの。

これではリンク先のページのキーワードがGoogleに伝わりません。

例えば物流拠点なら、「詳細はコチラ」ではなく「>>東京物流センター」や「>>瑞穂物流センター」と言った具合に、曖昧な表現にはしないことが重要です。

画像のリンクは「alt属性」にキーワードを

画像にリンクを貼る場合は、必ずalt属性にキーワードを入れるようにしましょう。

「alt属性（オルト属性）」とは、画像の代わりに読み上げてくれるテキストのこと。障害のある方や高齢の方向けに画像の意味が伝わるようにするための機能です。

また、Googleなどの検索エンジンにも伝わることからSEO対策にもつながります。

前述の食品物流会社「TAKAIDOクールフロー」様の例で言うと、「食品物流センター事業」や「3温度帯輸配送事業」と言った具合に、丁寧にページ毎に設定してあるキーワードを埋め込みましょう。

まとめ

如何でしたか？

今日は、「内部リンクはSEO効果が期待できる」と題しお話してきました。

内部リンクをページ内のあちらこちらに設置していると、ホームページ滞在時間が長くなります。つまり「見る人の満足度に影響する」と考えられ、1件でも多くのお問い合わせを集めるための施策のひとつとして効果があります。

このように反響数にもSEO対策にも効果的な「内部リンク」の設置。 ホームページを改善する際は、是非トライしてみてください。