ネットが普及した今、10年前と比べるとユーザーの消費行動は、より「口コミ」や「レビュー」を参考にするようになっています。
それは内容だけでなく投稿数も含めてチェックするようになり、より厳しい目が養われています。
通販の「アマゾン」や「楽天」。飲食店なら「ぐるなび」なども「口コミ」や「レビュー」がよく見られ、数十件~と多くの肯定的な「口コミ」が集まれば、数多くある集客手段の中でも最もコストを抑えて効果を発揮するとされています。
【このブログを書いた人】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
「口コミ(クチコミ)集客」とは?
「口コミ(クチコミ)」とは、ユーザーが発信する生の体験情報。それを見た人が購買を決断する最も信頼できる情報です。
「カスタマーレビュー」とも呼ばれ、サービスや商品についての良し悪しや使い勝手などについて書く批評コメントとも言われます。
しかし肯定的・否定的どちらにしても買うか買わないかを決める動機付けとしてはこれ以上のものはないと言っても過言ではありません。
この効果をマーケティングに活用したのが「口コミ集客(クチコミ・マーケティング)」で、これまでは自社ホームページで「口コミ」を紹介する仕組みがありましたが、ユーザーからの信頼を集め難いと不評で、今は第三者が運営するSNSなどの外部ホームページでコメントを積極的に集め集客に活かす会社が増えています。
私たちが今まで何気なく見ている「口コミ」は、売り手側が一生懸命に宣伝するよりも「良かった」という一言だけで見込み客に大きな影響を与えてくれるもの。
利害関係のない人からの親切心あるコメントは、より見る人の心に響きます。
そのため、約8割の人が「口コミがあれば見る!」とされ、宣伝しなくても勝手に新しい顧客の獲得につながります。
まずは「Googleビジネスプロフィール」の「口コミ」から
「口コミ」効果を確認するなら、まずは「Googleビジネスプロフィール」から始めましょう。
「Googleビジネスプロフィール」とは、Google検索やGoogleマップの検索結果に表示されるお店や会社の情報を管理できる無料のツールのこと。
この「Googleビジネスプロフィール」での「口コミ」は、表示順位を上げる重要な要素です。
また、検索を利用しているユーザーの8割が見ていると言われ、上位表示できれば高い集客力が期待できます。
特に契約したばかりの顧客や優良な顧客に個別に依頼するなど、投稿を集める努力を行い利用者の目に付くようにしましょう。
ここでの基本情報は、オーナーが作成・登録をしなくてもGoogleによって自動的に作成されます。
まずはログインし、自分のお店や会社のプロフィールがあるかを確認。その後改めてオーナー登録を行い正しい情報に修正する必要があります。
そして、Googleビジネスプロフィール内で3位以内表示を目指します。
顧客による「生の声」を集客に活かそう
今までの販促手段の中心は、会社やお店からの情報発信でした。
それがこれだけライバルが増えた昨今は、顧客による体験発信。
同じ立場の人の「生の声」はサービス利用や商品購入の決め手となっています。
今は、スマホの普及・通信回線の5G化・コンテンツの充実などにより、あらゆる世代がいつでもどこでもネットで情報を得る時代。そこでこの「生の声」を上手く活用すれば効率的に集客できるチャンスともいえます。
低コストで新規顧客を増やせる「口コミ集客」。
是非御社の活性化に活用してみませんか。
まとめ
如何でしたか?
今日は、【販促効果を上げる「口コミ集客」とは?】と題し、「口コミ」についてお話してきました。
ネットがここまで普及した現代では、「口コミ」は身近でその影響力はとても大きくなっています。
コメントの中身には、肯定的なものと否定的なものがあり、ちゃんとレスポンスするなど運営面にも気を付けなければいけませんが、そこさえしっかりやれば低コストで高い集客効果が期待できるのでおススメです。
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