SEO対策より即効性がある？？リスティング広告とは
開設して間もないホームページやECサイトの集客方法として使われるリスティング広告。
少額の予算で利用できて、SEO対策よりも即効性がある魅力的な手法です。
この「リスティング広告」とは、GoogleやYahoo!のキーワード検索に連動してテキスト表示される広告のこと。「検索連動型広告」と呼ばれることもあります。
今日のブログは、確度の高いユーザーにアプローチできるこの「リスティング広告」について、活用ポイントを少しお話ししたいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ／富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
リスティング広告とは？
「リスティング広告」とは、GoogleやYahoo!のキーワード検索に連動して表示される広告のこと。
広告費用は、予め設定した予算から、クリックされる度に消費していく仕組み。
検索に使われるであろうキーワードを指定し、クリック単価を設定することもできます。
ホームページへの誘導に結果が出るまでは1週間程度と短く、数か月～〇年と時間のかかるSEO対策に比べ即効性が期待できます。ですから開設して間のないホームページやECサイトによく使われる傾向にあります。
しかし、どんなキーワードにもライバルが存在し、掲載順位の取り合い。
良い場所を確保するにはクリック単価を上げなければいけません。
「ホームページ制作」など人気のキーワードの場合は、なんと1クリック数千円が相場。
現実は少ない予算から始められると宣伝されていますが、効果を得るにはある程度の広告予算を投資する覚悟が必要です。
「今すぐ客」に向けてアプローチできる
リスティング広告は、「今すぐ客」に向けてアプローチできる広告です。
「今すぐ客」とは、最もサービスに対してニーズが高いお客さんのことを言います。
ただし、売り手側からするとこんな魅力的な層は見込み客全体でも1％程度と少なく、実際に反響を得るにはあらゆる角度から集めなければなりません。そのため、いろんな関連キーワードを選定することで出会いの機会が増やす必要があります。
「今すぐ客」は、自分の必要な情報が何かをある程度分かっています。
悩みが顕在化しているため、キーワードもハッキリしている傾向にあるので、それを見つけ出し30～50個ぐらいは選ぶことが流入数を増やすポイントだと言います。
集客専門のページへ誘導する
「リスティング広告」を運用する場合は、集客専門のページ「ランディングページ（LP）」をリンク先にする傾向があります。
「ランディングページ（LP）」とは、広告をクリックした時に飛ぶ先のページのことで、サービスの特徴や詳細・事例・問い合わせフォームが1ページで完結している縦長のページのこと。
問い合わせを集めることを目的としていて、他ページへのリンクはほとんどなく、サービス単位で作られるケースが多いのが特徴です。
広告にはキーワードを指定して配信するため、リンク先ページもアピールしたいサービスだけに絞って構成した方が効果的だと考えられています。
自分で出稿する時の手順
『手順』
- ランディングページを作る
- GoogleとYahooどちらで出稿するかを決める。
- アカウントを作成する
- 予算を決めキーワードを選定する
- 広告文を作りリンク先URLを設定する
- 完了
まとめ
如何でした？
今日は、リスティング広告について少しお話ししました。
リスティング広告は、直接GoogleやYahoo!に申し込むことができますが、広告文やキーワードの選定、クリック単価の設定がわからない場合には代理店を使う方法もあります。
若干の代理店手数料を支払う必要がありますが、何より代理店を使うメリットは、失敗を最小限に抑えることができる点。 蓄積されたノウハウやランディングページの提案がもらえることが大きいです。
私の経験では、客観的に自分のビジネス内容を見てくれる代理店の意見はメチャクチャ参考になると感じました。
初めのうちは自分でやらず代理店に頼んでリスティング広告がどんなものかを体感し、慣れてきたら自分でやってみるのが良いのではと思います。
0コメント