■今年の干支は「卯」。
2023年がスタートしてはや1ケ月。
そして今年は「卯年」。
なぜ「卯年」だからってウサギの話題なのかって?
それは、うちのかわいい家族「うさぎのきんちゃん(♀)」がいるからです。
ここでは、一旦きんちゃんの話は置いといて。。。
干支の話でふと思い出したのが、十二支の順番の由来となるお話。
十二支の順番を決めるために神様が「1月1日の朝、1番から12番までに来た動物を1年交代で動物の大将にする。」というお触れを出したんだそう。
そして1月1日の朝、神様が一番最初に目にした動物は牛(丑)。
てっきり牛が一番乗りかと思っていたところ、牛の背中に隠れていたネズミ(子)がゴール直前で飛び降りて1位をかすめ取ったんだそう。
というわけで参加した動物たちが到着した順が「子(ね=ねずみ)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う=うさぎ)・辰(たつ=龍)・巳(み=へび)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり=にわとり)・戌(いぬ)・亥(い=いのしし)」だったと。
ウサギさんは4番目の到着だったんですね。
おとなしくて穏やかなイメージがあるウサギですが、そんな「卯年」に込められた意味や性格は。。。
安全の象徴、ウサギの特徴である跳躍力から飛躍や向上を意味しているんだとか。
性格は温和で同聴力があるが、やるときはやるんだそうです。
どうですか?年男、年女の皆さん。
そうそう。
干支ってなぜ猫がいないのか。
これもこの昔話の中に織り込まれているんです。
実はネズミは猫に「1月2日の朝に行けば良い」と騙されていて到着したところで時すでに遅し。。。
怒った猫はネズミを追いかけ回し、今も変わらず追いかけっこをしていると。
久々にこの昔話を振り返って、少しほっこりした気分になりました。
■ところでウサギって飼いやすい?
今年の干支のウサギ。
家族として受け入れられている数は年々増加しているそう。
では本題。
「ウサギって飼いやすい?」と聞かれたとしたら、obaちゃんは「NO」と答えます。
そもそも飼いやすい動物なんていないと思ううんです。
どんな動物でもいろんな世話があるし、手を焼くこともあります。
なのでウサギと暮らすってどんな感じなのか、きんちゃんの習性などいろいろと書き連ねてみますね。
きんちゃんは来月で6歳のミニレッキスという品種の女の子で生まれて2か月ぐらいでうちに迎えました。
一番人気のネザーランドドワーフより大きく、体が筋肉質でしっかりした品種です。
そしてなによりすべすべふわふわの毛並みは病みつきになります。
もしウサギと暮らすことを考えている人がいたら参考にしてみてください。
- におい(体臭)は少ない。
- 泣いたり吠えたりしない。
→声帯がなく鼻を鳴らすことで感情表現します(全然うるさくない)。
→気に入らないときに後ろ足を地面にたたきつける「足ダン」をし、大きな音をさせます。
- 季節の変わり目は換毛期といってものすごく毛が抜けます。
- 抱っこは簡単にさせてくれません。
→なでなでからはじめて、触れ合うことにウサギが慣れてからチャレンジしてみてください。
→無理やり抱っこすると大暴れして自分もウサギもケガをします。
→嫌がるようならあきらめましょう。
- 外の散歩は不要ですが、1日に1度はケージから出して部屋を散歩(へやんぽ)させましょう(うちは朝晩)。
- トイレは決まった場所にする習性はあるが、失敗する頻度は高いと思った方がいい。
→ケージ内はトイレにおしっこを含ませたティッシュを入れておくことでトイレと認識させることができる。
→きんちゃんはへやんぽ中のトイレはケージに戻ってくれません。一度した場所にトイレを設置することでトイレを固定できました。
- ウンチもある程度は決まった場所にしてくれるが、そこら中にするもの思ってください(乾燥したコロコロうんちなので拾えばよい)。
- ウンチを食べます(ウサギにとって大事な栄養)。
- 意思疎通はできないと思った方がいい(叱っても通じません)。
- 呼んだら来るようにはなるけど、いつも来るとは限らない。
- 寿命が7~8年といわれていますが、10歳を過ぎることも珍しくありません。
- 具合が悪かったりどこか痛くても隠すので、日ごろから注意深く観察しましょう。
→明らかに具合悪そうに見えたときはすぐに病院へ。様子見は命取りになる場合があります。
- 病気になったとき、診てくれる病院が近くにあるとは限りません。
→ウサギにくわしい病院を事前に見つけておきましょう。
- 本気で噛まれると大けがになります。(きんちゃんに嚙まれたことはありません。)
- ケージの掃除が地味に手間がかかります(うちは毎日するので)。
- 夏冬エアコン必須です。
- なんでもかじるのが仕事です。
→へやんぽのとき、かじられて困るものは保護するかサークル等で区切った安全な場所でしましょう。
→かじるものには注意してあげる必要があります。(ケージ内のプラスチック類もかじります)
→げっ歯類という歯が伸び続ける生き物なので、嚙んでいいもの(齧り木など)を用意しましょう。
- ウサギを預かるペットホテルが少ない。
→預かってくれるところがあったとしても、へやんぽをさせてくれるところは少ない。
- ご飯の内容は、自身でしっかり調べて何をあげるか決めましょう。
→情報がたくさんあります。信じることのできる情報を自分で精査して、あげるものを決めましょう。
(きんちゃんの主食は生野菜。副食としてペレットを少しとおやつを少々ドライフルーツなど。チモシーはいつでも食べれるようにしています。)
どうですか。
結構、面倒そうでしょう。
実際ウサギと暮らしてみて、正直、思ったより手がかかるなと感じました。
でもね、1年2年と経過して、ウサギとどんどん仲良くなるとたまりませんよ。
近くまで行くと走って飛び寄ってくるんです。
手を伸ばすとなでてくれと言わんばかりに腕をバリバリひっかいてくるんです(ちょっと痛いw)。
座るとそばにピッタリ引っ付いてくるんです。
なでるのやめると鼻でツンツンつついてきて甘えてくるんです。
ご機嫌な時のヒャッハーなジャンプがかわいいんです。
居心地いいと歯ぎしりしたり鼻を鳴らして気持ちよさそうにしてくれるんです。
きんちゃんはウサギなのにブヒブヒ言うんですよ(笑)。
意思疎通はできないけど、好きという感情はちゃんと伝えてくれます。
■obaちゃんはこう思うの
本当にウサギはかわいいです。
でも、「吠えないし小さいから犬猫より楽でしょ?」って、そんなことはありません。
何度も言いますが、犬猫のように話しかけても反応はしないものと思った方がいいでしょう。
(でもたくさん話しかけたほうがいいとobaちゃん思っています。)
ダメよ!と叱っても通じないので当然やめません。
それをわかったうえで、それでも一緒に暮らしたいと思うのならもう止めません。
あなたは立派なウサギバカです(笑)。
かわいいウサギとご縁がありますように。
■次回予告
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
いかがでしたか。
次回はホームページのリニューアル関連について書いてみようと思っています。
では、また。
obaちゃんでした。
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