SEO対策のキーワードはいくつ設定するの?

ホームページを制作する際には、SEO対策用のキーワードをページ毎に設定します。

メインとするキーワードを軸に2~3語と関連する単語を組み合わせた"複合キーワード"をいくつも選定し、それを各ページに設定するのです。


つまり、1語ではなく"2~3語の複合キーワード"を選定し、それに合ったコンテンツを準備した上でページを作るのが正しいSEO対策です。



【このブログを書いた人】

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。





制作会社の提案通りに作るとアクセスは期待できない!


所沢市のようなローカル地域では、地元のホームページ制作会社の提案通りに作ると検索からのアクセスは全く期待できないものになりかねません。

私の知っているケースでは、社名で検索しても検索結果一覧に表示されない!と言う例もあるほどで、見た目を重視し納品後の効果は気にしないという制作会社が多く存在します。


ほとんどが数ページあたり〇〇万円という料金で謳っているので、依頼する側も5~10ページとなるのでしょうが、これでは、Googleの評価が上がらず検索結果で上位10位内(検索結果の1ページ以内)にはランクインできません。

検索からの集客は、そのキーワードで上位3位内に入ることを目標にしないといけないわけで、同業他社のホームページより高い評価を得なければいけないのですから。


ところが制作会社の多くは、依頼主であるお客さんに用意してもらう文章に無料の写真素材を加えレイアウトするだけ。

このレイアウト時のデザイン面に制作会社のアイデンティティがあり、1件でも多く集客するためにどうするかということよりも優先されます。

ですから、集客となるとホームパージが完成した後に広告代理店かSEO対策専門業者に依頼するのが一般的。

これって間違ってるって思いませんか?




集客できるホームページって何ページ必要?


仮に1本の竿あたり1日1匹の釣果があるとします。

すると...、竿が10本なら10匹。100本なら100匹。1000本なら1000匹となります。

この考え方と同じでアクセス数はページ数の多さに関係するのです。


では、集客できるホームページって何ページ(インデックス)必要なのでしょうか?

それを調べるために、ライバル会社のホームページが一体何ページ(インデックス)あるかを調べてみましょう。

無料で使えるSEOツール「SEOチェキ!」で、調べたいホームページのURL入力して実行します。

すると左側の中段あたりにページ(インデックス)数が表示されます。

>>無料で使えるSEOツール「SEOチェキ!」


このツールを使って、自分のホームページに設定しているキーワードでの検索順位上位の会社を1社づつ調べることで、検索上位に入るために必要なページ数が判明します。




500ページも作るって想像もしてなかった


当社のホームページ「https://www.abcblog.co.jp/」は、1400超のページ数があります。

「よくある質問と回答」や「事例」を紹介するページに加えこの「ブログ」もあり、この数字は日々増えています。

それでも「ホームページ制作 所沢」と検索しても1位にランク入りすることはできません。

その理由は当社以上のホームページが数社あるからで、彼らを凌駕するほどの努力をし続けなければその上に位置することはできないのです。


私はよく初めて問い合わせをいただいた方に、「キーワード検索からの集客を考えているなら500ページは必要ですよ!」とご説明するのですが、大半のお客さんがそんなに~?と驚かれます。

ところが、大手企業になるとその逆で「よくある質問と回答」や「事例」のカテゴリーだけでも50や100ページは当たり前、さらにコツコツと更新するブログも何年かすると「何百ページ」となり、数百~数千ページなんてアッと言う間に達成します。

このようにホームページのボリュームに対する考え方が中小企業と大手企業とでは根本的に違っているのです。




ページ数が多いとあらゆるニーズの検索に対応できる


ページ(インデックス)数の多さはキーワードのバリエーションに比例します。

つまり、あらゆるニーズの検索に対応できるので集客に大きく影響するのです。

冒頭でお話した通り、「メインとするキーワードを軸に2~3語と関連する単語を組み合わせた"複合キーワード"を何パターンも選定し、それを各ページに設定する」のです。


住宅リフォーム会社の場合なら、「バリアフリー」・「2世帯」・「古民家再生」・「自然素材」・「ペットと暮らし」・「趣味を楽しむ」・「耐震」「中古」といった関連用語を「住宅リフォーム」に加えて検索するケースに備えて事例ページを作ると、これだけで数十ページは作れたりするものです。

さらに「一戸建て」・「マンション」などの建物別や、「キッチン」・「リビング」・「浴室」...など部屋別。もっと言うと「100万円未満」・「100~300万円」・「300~500万円」と言った予算を加えその内容に沿ったページを作成することで見込みの高いユーザーを集客することができます。




まとめ

如何でしたか?

今日は、「SEO対策のキーワードは何語設定するの?」と題してお送りしてきました。

複数のキーワードを組み合わせた複合キーワードは、、検索ボリュームが少なくなりますが競合する会社は減り上位表示の可能性が期待できます。

そして、あらゆるパターンを想定し、それに合ったページを作ることでアクセス数を増やすのです。

実際にホームページにアクセスしている人の多くは複合キーワードで検索した結果でホームページに流入しています。

複合キーワードを徹底的に調べ上げ、ボリュームあるホームページを作りましょう。


所沢にあるホームページ制作会社のブログ

所沢にあるホームページ制作会社のブログ。これからホームページを作りたい方やリニューアルを検討中の方に向けたアドバイス。制作実績1500件の集客のプロが教えるホームページの作り方。