Googleでの検索順位は、使う端末(パソコンやスマホ)によって異なります。
自分のパソコンでは1位なのに、隣の上司の検索結果は3位。なんていうことって経験ありませんか。
エッー!と驚かれる方もいると思いますが、同じ地域や同一オフィス内にあるパソコン同士でも検索結果は違ってきます。
GmailやYoutubeを使う人は、ほとんどが自分のGoogleアカウントにログインした状態。 その状態でキーワード検索をすると、よく閲覧しているホームページが上位に表示されたり、居る場所に適した検索結果になる傾向があるんです。
ですから「検索結果で第〇位!」というのは、人によって結果が異なるので注意が必要です。
【このブログを書いた人】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
Googleには「パーソナライズド機能」がある
Googleには、利用者毎におススメの検索結果を表示する「パーソナライズド機能」があります。
これは、検索利用者の属性を判断し、興味や関心を反映した検索結果を表示する機能のこと。
つまり利用者の「居る"地域"」や「過去の検索や閲覧の"履歴"」などを参考に、Googleがその人に合った検索結果を表示するというものです。
例えば、「居る"地域"」が所沢市の場合。
「車検」と検索すると、検索結果だけでなく広告もGoogleマップの内容も所沢市の情報が表示されます。また、「ラーメン」や「美容室」と違う単語で検索しても所沢市の情報が上位に表示されます。
この「パーソナライズド機能」は一般ユーザーにとってはとても便利な機能ですが、人によって表示される検索結果が若干異なるため、自社ホームページのSEO対策を考えるとちちょっと困りもの。
効果を発揮できているかの正しい判断ができません。
ですから、Google Chromeのメニューバーから「シークレットモード」を選択するか、それとも「Googleアカウントからログアウトする」かなど、パーソナライズド機能が働かない状態にしてから検索順位を調べるようにしましょう。
スマホとパソコンでも検索結果は異なる!
Googleでは、スマホとパソコンの検索結果も若干異なります。
スマホでの順位は、スマホ対応化されたホームページを上位に表示するため、そうでないホームページの順位が下がってしまいます。
Googleでは既にパソコンよりスマホでの利用者数が上回っていて、端末の画面サイズに応じて最適化される"スマホ対応化"がなされているかどうかをスマホでの検索順位に反映させています。
二本の指で拡大表示しなくても、1本の指を上下するだけでホームページが見れるかがスマホで検索した時の結果に優先されているのです。
この状態を「モバイルフレンドリー」と言い、自社のホームページがこの評価基準に適しているかも無料で確認することができます。
まだ未対応の場合は、早急に対応することをおススメします。
正しい検索結果をもとにSEO対策を考える
Googleの「パーソナライズド機能」を使わず一般的な検索順位を知ることで、正しいSEO対策の効果を確認することができます。
パソコンで検索したときの順位なら「ohotuku.jp」がおススメ。
調べたいホームページのURLと、一度に3つのキーワード(複数単語可)を入力し「チェックする」をクリックすると、Googleならば100位まで。Yahoo!の場合は10位までの順位を無料で調べることができます。
このようなチェックツールを使うと、いつでも正しい検索順位を調べることができるので、仮に順位が下がった場合でも早期にSEO対策を見直したりすることができます。
まとめ
如何でしたか?
今日は、「Googleの検索順位はパソコンによって異なる?」と題してお送りしてきました。
ホームページのSEO対策ができているかどうかの確認は、正しい状態で調べましょう。
そして順位を下げないよう、常にアクセスログ解析の結果もチェックしながら更新や改善を続け、上位表示を目指しましょう。
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