10月から始まった入国制限の緩和。さらに円安化の影響もあり外国人向けビジネスが活況です。もっぱら海外では日本製品の価格が下がり、売れやすくなっていると聞きます。
またワーキングホリデーを使って海外で働く日本人は高額な日本円を手にし、トヨタ自動車などは1円の円安で営業利益を400億円も押し上げるとか。
まだ暫らくは円安傾向は続くと予想され物価高は続きそうですが、一日でも早く復活できるような社会に戻って欲しいものです。
そんな願いが通じてか、ここ数週間の当社のホームページのアクセス状況は毎週10件ずつ増え続けています。
その中でも「ホームページ+リニューアル+ドメイン+引き継ぎ」や「ホームページ+リニューアル+ドメイン+そのまま」といった検索結果からの集客が目立ち、復活に向けてホームページをリニューアルしようしている会社が増えてきたのかなぁ~と感じています。
そこで今日は、「ホームページをリニューアルしても今のドメインは引き継ぎできる!」と題して、リニューアル時のドメインについてお話したいと思います。
【このブログを書いた人】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
独自ドメインの所有者と利用サーバーの関係
まず、ドメインと利用サーバーの関係についてお話します。
独自ドメインは登録管理組織が存在し、そこが同じ文字列のものが存在しないよう管理されているこます。また、どこのサーバーで運用されているか(ネームサーバー情報)も管理されており、これによってホームページの閲覧やメールの送受信が可能になっています。
ですから、利用するサーバーが変わったとしても「変更届」を出すことで、同じURLやメールアドレスで利用することができるのです。
一度取得したドメインは、毎年の管理手数料を代行業者(プロバイダーやレンタルサーバー業者など)を通じて登録管理組織に支払うことで、永遠に使いつづけることができます。
このようにドメインの登録管理とネームサーバー情報が同じ組織で管理されていることによって、日本で取得した「.jpドメイン」を、海外のサーバーで運用することが可能となり、ホームページの閲覧やメールの送受信も世界中どこからでもネットが繋がればできるわけです。
リニューアルしても独自ドメインの引き継ぎは可能
ホームページはリニューアルしたとしても、これまで使っていた独自ドメインを引き継ぐことはできます。つまり、レンタルサーバー会社や制作会社を変えても「ネームサーバー情報」の変更だけでそのまま利用することができるのです。
「建設会社と建てる場所が変わっても表札は同じ!」という状況と一緒ですね。
ホームページのデザインを最新のものにしたり、新しい機能を追加しても今までと同じドメイン。もちろんメールの送受信も同じアカウントでできるので、外部になんら通知する必要もありません。
検索エンジンの評価もそのまま引き継げる
独自ドメインで運用していた場合は、利用サーバーが変ったとしてもGoogleなどの検索エンジンからの評価はそのまま。順位が変わることもありません。
「引っ越しをしても住人のキャリアは変わらない!」というのと同じ。
これまでマメに更新を続けていた履歴はリセットされることはなく、キャリアとしてそのまま引き継ぐことができます。また、ドメインが変わらないのですから、外部のホームページからリンク(被リンク)情報も引き継ぐことができます。
ですから、これまでと同様に良質なページを更新することで評価はどんどん上がって行くのです。
まとめ
如何でしたか?
今日のブログテーマは「ホームページをリニューアルしても今のドメインは引き継ぎたい」でした。
新しいドメインでURLも変わった場合は、検索順位が回復するまで3ヶ月程度は必要だと言われています。
このことから、これまで培ってきたSEO効果が引き継げる同じドメインでの運用が断然有利です。
0コメント