更新してるけどアクセス数が増えない!その理由とは?

更新してるけどアクセス数が増えない!その理由とは?

昨日、「更新してるけどアクセス数が増えない(集客できない)」という相談がありました。


この問題にはいくつかの原因が考えられ、それらを解決しながら長い時間をかけて取り組まなければいけません。とお答えしたのですが...、お客様は予想していなかった私の回答にガッカリされたようで、その後会話が続きませんでした(T_T)


満足行くだけのホームページのアクセス数は、年々簡単に集められるものではなくなっています。

日々の努力の積み重ねが必要で、それをクリアできると安定的に効果を得られるようになっています。



【このブログを書いた人】

株式会社アクセスアップ/富井清和 1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。



更新を続けるとライバルは急激に減る

ホームページやブログ、またSNSでも何年もきっちり投稿を続けているのは約1割と言われています。

陽の目を見るには時間と学習が必要なことから、そこまではモチベーションが維持できずほとんどが数ヶ月も持たず断念してしまうのです。


更新履歴を見ると数年前が最後というホームページやブログってご覧になられたことはないでしょうか。

もちろん更新した数だけが全てではありませんが、「文章を書く → 慣れる → 投稿する → 反応を確認する → 改善する」といった一連の流れを何度も何度も繰り返すことによって「狙ったキーワードで検索結果に表示できる能力」が身に付いて行くもの。


集客という最も難しい問題を解決できるようになるまではある程度の努力が必要です。



ページ辺りの文章量(文字数)は600~1500字で

キーワード検索で上位を獲得するには、ページ辺りの文字数は600~1500字程度が最適と言われています。

学生時代に使った1枚400字の原稿用紙で計算すると1枚半~4枚程度。また、声に出して話すと1分~5分。あっと言う間に終わってしまう量しかありません。


文章作りが苦手な人はスマホで録音したデータを自動で文字起こししてくれる便利なツールもあるので、5分間ほどスマホに向かって話して練習すると良いでしょう。


文章作成に慣れていない人は、いきなりパソコンに向かうと続かないので要注意。

まずはメモ帳を用意し、テーマと結論を書き出し、次に例え話や解説。最後に自分が望む相手のアクションなどを簡単にまとめ、だいたいの構想を決めてからしゃべるようにします。

上手く話せると、あとは便利なツールが文字起こしをしてくれます。


決して1~2行程度の少ない文章量(文字数)にならないよう注意しましょう。



読んだ後に次のアクションを起こす内容に

更新したページの内容が、ユーザーにとって役立つ内容になっていないケースがよくあります。

ただ読まれて終わるだけの情報だけでなく、実際に次のアクションを起こす内容かということが問われます。


例えば画像加工ソフトで〇の線に沿って文字を配置したい!と思ったとします。

「〇の線に沿って文字を配置」と検索して表示されるページを見て、操作の方法が分かると「良かった~」という気持ちが生まれます。

このように、実際に次のアクションにつながる情報こそが良いコンテンツだと言われています。


また、最近のホームページでは、商品やサービスの売り込み的内容ではなかなか反響を得るのが難しくなっています。

ですから「解説的な内容」や「悩みとその解決方法」などユーザーの立場で書かれた文章が効果的。 ユーザーは窓をリフォームしたい時や歯が痛くなった時にGoogeleやYahoo!で検索しホームページをチェックするわけですから、悩みや不安を解決できる内容の方が見てもらいやすくなり、問い合わせをするなど次のアクションを起こすキッカケになりやすいもの。

それが逆に売り込み的な内容だとすれば、アクセスしたあとも数秒で離れてしまう可能性があるのです。



SEO対策ができる機能を備えたホームページを利用する

集客に有利なホームページは、SEO対策ができる機能を備えたホームページです。


「タイトル」や「メタディスクリプション(概要文)」、「キーワード」などの設定がページ単位で個別にできる機能を備え、さらに追加更新したページが何ページあろうとも構成が外から見ても辿りやすく、検索エンジンやユーザーにわかりやすいホームページにできる仕組みになっている「CMS」がおススメです。


また、独自ドメインが利用できるホームページやブログであることも重要です。

将来的に運用するサーバーを移行することがあっても、それまで蓄積してきたドメインパワーは移行しても引き継ぐことができます。


ですから「独自ドメインが使えるCMS」が最もおススメです。




流入経路として確立できるページを増やす

検索エンジンの評価を上げるには、トップページ以下のページ数を増やすことが重要となります。

つまりユーザーがアクセスできる入り口を増やすということです。


年に1~2回程度の頻度で「新着情報」を更新した程度では、入り口を増やすことにはつながりません。「事例」や「Q&A」、「~の方法」など、ユーザーに役立つ情報をどんどん更新することでGoogleの評価は上がり、あらゆるキーワードで検索順位の上位表示を期待できるということになります。

これが入り口を増やすということなのです。


よくある「会社概要」と「サービス案内」程度の少ないページ数ではキーワードがワンパターンとなりがちです。ですから、同業他社との競争にはなかなか勝てず集客できません。

つまり、玄関に入ってもらうどころか目の前すらも通ってもらえません。


しかし、「Q&A」などは質問毎に独立したページを作るとあっと言う間に数十ページ作れるコンテンツ。日頃の業務中で判明した質問を都度反映させればユーザーにも喜ばれます。また、キーワードも数十パターン持つことができるため上位表示される可能性が高まり、新規の集客に期待を持つこともできます。


このように流入経路として確立できるページをたくさん持っていることが集客に強くなるということなのです。




まとめ

如何でしたか?

今日は「更新してるけどアクセス数が増えない!その理由とは?」と題してお話してきました。


アクセス数を増やすにはただ更新するだけでは効果はありません。

それなりの基本を守り、効果を発揮する方法をとらなければなりません。

「量よりも質」が問われる時代になっているのです。


ですから「質が高く、量もある」を目指すことが大事。

貴社も是非このブログを参考にして新たなページをどんどん増産してみてください。

きっと数年後には新規開拓という大きな経営課題が解決できていることでしょう。



所沢にあるホームページ制作会社のブログ

所沢にあるホームページ制作会社のブログ。これからホームページを作りたい方やリニューアルを検討中の方に向けたアドバイス。制作実績1500件の集客のプロが教えるホームページの作り方。