スマホ対応なので次の句読点まで改行しないで
ホームページの文章は、基本的には左端から始まります。そのため右端の改行ポイントは揃わないことがあり、Wordにあるタブの機能のように、好きな位置で文字列を整えることができません。
資料作りならできることも、ホームページはパソコンやスマホ、タブレットなど様々なサイズの端末で閲覧されるため、改行ポイントは見た目よりシステムの言うままにするのが一般的。
また、通常より文字サイズを大きく表示するように設定を変えているユーザーもいるため、見た目のこだわりを捨て次の句読点(「、」や「。」)まで改行しないようにしましょう。
【このブログを書いた人】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
ホームページはパソコンで作る資料とは違う
資料やパンフレットなど紙やパソコンで作るデータでは、好きな改行ポイントで文章もレイアウトすることができますが、ホームページはそういうわけには行きません。
インターネット回線を介してブラウザを通じて見るものなので、ピタっと行ごとに改行される文字の位置を合わせることはできないのです。
また、見る側のモニターのサイズや、ブラウザソフトの標準フォントにも違いがあり、一行に入る文字数に差があります。
どの端末でも読みやすい位置で改行できるようにしたいものですが、それを任意に設定するのは不可能なんです。
ですからホームページは見た目ではなく、内容重視で作らなければいけないことを知っておきましょう。
文字列を「スペース」で調整してはいけない
ホームページを見る側の端末によって一行に表示される文字数が異なるため、「スペース(空白)」を入れて文章の長さを調整すると端末によってはレイアウト崩れが発生してしまいます。
ですから、ホームページでは「スペース(空白)」で文字列を揃えたりすることは止めましょう。
また、「文字」を「文 字」と「文」と「字」の間に全角空白を2つ入れてしまうと検索エンジンには「文字」とは認識されません。結果キーワード検索にも影響が出てしまいます。
決して、文字列を「スペース」で調整しないようにしましょう。
行揃えの機能を使う
Eenterキーで改行すると端末によってヘンなところでまた改行されてしまうことがありますが、「左揃え」・「右揃え」・「中央揃え」などの機能を使うと指定した行をどちらかに揃えることはできます。
例えば左揃えにするとこんな感じです
例えば左揃えにするとこんな感じです
また右揃えにするとこんな感じになり、
また右揃えにするとこんな感じになり、
中央揃えにするとこんな感じになります。
中央揃えにするとこんな感じになります。
文字の改行ポイントを揃えることはできませんが、文章の並びが綺麗に見えるようになるのでおススメです。
まとめ
如何でしたか?
今日は、「スマホ対応なので次の句読点まで改行しないで」と題して改行ポイントについてお話してきました。
ホームページでは、どんな端末にも対応した任意の改行ポイントを指定することは不可能です。
現実には世の中の多くのホームページでそれは行われていません。
見た目が気に入らないと言う場合は「画像化する方法」もありますが、それも端末によっては表示サイズが変わるのでおススメできません。
ホームページであまり見かけないのは、見る側の環境を重視しているからなのです。
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