コンテンツはニーズ・悩みをテーマに作成する
ホームページやブログを更新するのには集客数や反響数を伸ばすという目的があります。
であるならば、「ユーザーが求めていること」や「悩んでいること」を中心に文章を用意しなければなりません。決して、サービスの特徴やスペックを書き並べたりと「売りたい気持ち」が全面に感じる内容ではいけないのです。
理由は、キーワード検索ではユーザーはサービス名だけではなくニーズや悩みを加えて検索します。
今は、2語だけでなく3語~4語と単語を並べ検索する傾向が高くなってきました。そして、表示された結果一覧でタイトル名や概要文で知りたいことがあればクリックするのです。
ですから集客数や反響数を伸ばすには「ニーズや悩み」をテーマにコンテンツを作成しましょう。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
まずはテーマを決めよう
コンテンツを書くにしても、日頃から文章を作り慣れていなければ「何から書けば...、」とキーボードを打つ手が進まない人も多いことでしょう。
だいたい文章が書けない時というのは、テーマが決まっていない時が多く、その先の展開を考えることができません。
テーマにするものは、いつも時代にもあるニーズや悩み。
一般的にトレンドになっている話題。さらにシリーズ化できるよくある質問など、問題解決型にするとお客さんのロイヤルティを高められます。
また、テーマが決まらない場合は、「教えてGoo」や「Google Trends」を使って調べる手もあります。
検索スペースに調べたい単語を入力すると関連キーワードが表示されるので、世の中のトレンドを掴むことができ役に立ちます。
業界用語や抽象的な表現は使わない
業界だけで使われる専門用語を使った文章は一般の人には意味がわからない場合があり、折角作った文章も逆にマイナス効果となってしまいます。
また、業界用語は一般の人がキーワード検索で使ったりしません。
プロ向きのホームページでないのなら、表現には気を付けて中学生でも分かる言葉で作成するようにしましょう。
さらに、「最高のサービスを提供します。」と言った抽象的な文章も内容がわからないので伝わりません。
「待ち時間も楽しめるように温かいコーヒーをご用意しています。」や「何段階もの検品を行い納品します。」という風に最高のサービスとは何かを具体的に書くことも大切です。
文章化が短時間でできるアプリを使う
今はマイクに向かって話すだけで簡単に文字起こしをしてくれるサービス(アプリ)があります。
このサービスを使えば最大5時間の録音データも文字起こしできるので、編集時間を短縮でき校正に集中できるようなります。
デメリットといえば文字量によって約800円/月額ほどの費用がかかることと、固有名詞が完璧に文字化できないことくらい。
短時間でオリジナルの文章を作りたいときはとても便利です。
【おススメサービス】
最後にキャッチコピーで差をつけよう
文章がだいたい完成すると、次はキャッチコピーを考え、付け加えます。
このキャッチコピーは「一瞬でユーザーの興味を惹く」という重要な役割を果たしてくれまるので重要です。どのような言葉を使うかによって反響数も変わるため、慎重に考える必要があります。
よく中小企業のホームページでは、「お客様を一番に」といった経営理念をキャッチコピーにされているケースがありますが、表現が抽象的過ぎておススメできません。
ホームページに訪問するユーザーが知りたいのは「自分にとってどんなメリットがあるか?」ということであって、会社側の姿勢ではありません。
例えば「メガトン級の爆盛り」や「心が上がる」などユーザーにとっての価値を示したり、「お蔭様で累計1万台達成!」など数字で具体的なイメージを伝えたりしましょう。
さいごに
如何でしたか?
今日は、コンテンツの作成方法についてお話ししました。
文章は「ニーズや悩み」をテーマにするとSEOにも有利で、ユーザーにも伝わりやすいものになります。
お客様の立場に立って考えるだけでより魅力的なホームページになるはずです。
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