Webサイトリニューアル時の企画提案について
今日は、よくあるご質問に対する回答をご紹介します。
「何か、設計図のようなものって無いんですか?」
もちろんあります。ご用意しますヨ!
Webサイトリニューアルのご相談をいただく際は、お客様から盛り込みたい内容をヒヤリングし、その上でこちらからの提案を加えた企画提案書を作成します。
この企画提案書には、お客様からの要件定義とその対応策、そして弊社のアイデアをまとめています。
いわゆるWebサイトの制作やリニューアルの目的を達成するために、お客様の要望を掘り下げ、実現に向けた策を具体化したものです。
ですからWebサイトリニューアルのご依頼いただく際には、目的、ターゲットとコンセプトだけをハッキリさせた状態でご相談いただければ大丈夫です。
ということで、今日のブログは「弊社が作成する企画提案書」についてお話しいたします。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
リニューアルのターゲットとコンセプトは決めておく
制作会社にリニューアルを依頼する前に必ず決めておいて欲しいことがあります。
それは、「ターゲットとコンセプト」です。これだけは決めておいてください。
ターゲットとは、サービスの販売対象となる顧客層のこと。
一般的には、35歳~49歳の男性と年齢層を示しますが、「手ごろな値段で質のいいものを探している人」など人物像で決めることもあります。
また、コンセプトとは、終始一貫した考え方。
「宅急便を 翌日配送で」など配送はスピード!と企業努力をコンセプトにしている例もあります。
この「ターゲットとコンセプト」は、Webサイトをリニューアルする指標となるものです。
Webサイトのリニューアルに関わる全ての人が同じ方向性で仕事ができるようにするものであり、作りたかったWebサイトにするためのものでもあります。
また、これはビジネスモデルに関わってくることでもありますから、お客さんが決めていただくものとなります。
パフォーマンス改善の要因を探し出します
企画提案書を作る前には、素材集めから入ります。
まず最初に、現サイトが公開されてからこれまでアクセスログを集めます。
GoogleアナリティクスやGoogleコンソールをご利用であれば、アカウント情報をご用意ください。
集客や反響が増えているか。また、問い合わせフォームまで至った数はどれくらいなのか。ユーザーの行動遷移を分析し、パフォーマンス改善に向けた理想と現実のギャップ要因を探し出します。
明確になった課題を解決する企画を立案します
理想と現実のギャップはどこに原因があるのかを発見できれば、その原因を補う方法がわかります。
- コンセプトなのか?
- ターゲットなのか?
- コンテンツなのか?
- キャッチコピーなのか?
- デザイン・レイアウトなのか?
- サイト構成なのか?
- SEO対策なのか?
どこに原因があるかを突き止め、課題解決に向けた提案を行います。
このようにリニューアル作業前には制作会社が企画提案書を作成します。
さいごに
如何でしたか?
今日のブログは「弊社が作成する企画書提案書」についてお話ししました。
よく、どんなWebサイトにしたいか言葉や文字では説明できないと言われるケースがあります。
そんな方もご心配なく。
家を建てる時と同じように、我々制作会社が作業前に用意しますのでご安心ください。
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