ホームページはスマホユーザーをメインに作ろう
最近、パソコンが使えない若者が増えていることをご存じでしょうか。
WordやExcel、PowerPointは使えないと戦力にならないというのはほんの一部の仕事で、全体の99%を占める中小零細企業では、大半がパソコンを使わなくても良い仕事。
実際は、使えなくても問題にはならないことの方が多そうです。
しかし、スマホはガンガン使える!
総務省が2021年に発表した「通信利用動向調査」を見ると、20~40代の9割がスマホを持っているとありました。そして、あるアンケート結果では、半数以上が仕事中にスマホを触っているとあります。
今や手軽にネットに接続できる端末として多くの人に重宝されるスマホ。仕事中でも自宅にいても、さわっている時間が多くなりました。
電源を入れて、立ち上がるまで時間のかかるパソコンは、もう何処か行ったようで、完全にホームページはこのスマホユーザー向けに作るべき時代になったようです。
そんな時代の変化を読んだGoogleも対応を始めています。
そこで今日のブログは、「ホームページはスマホユーザーをメインに作ろう」と題して、スマホ対応化についてお話してまいります。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
スマホユーザー向けのホームページとは
Googleでは、検索を利用するユーザーの大多数がスマホでの利用であり、パソコン利用者を逆転していることから、数年前からスマホユーザー向けにサイズが最適化されているかを検索結果の順位に反映させています。
これは「モバイル・ファースト・インデックス(MFI)」と呼ばれる新しいホームページの判定基準で、最近では強制的にすべてのホームページに適応させています。
これまではパソコン向けだけにホームページを持っている場合でも検索結果で上位表示が可能でしたが、この「モバイル・ファースト・インデックス(MFI)」が導入されたことでその判定方法がスマホ向けホームページへと変わりました。
Googleのようなメジャーな検索エンジンでこのように判定基準を変更すると、その影響はとても大きなものになります。なにしろ検索順位の変動はホームページのアクセス数に影響を与え、それによって会社の売上げが左右されることも少なくないのですから大問題です。
まだパソコン向けしかないという場合には、一日も早くスマホ向けのホームページを用意されることをおススメします。
影響を受けるホームページ
「モバイル・ファースト・インデックス(MFI)」とは、スマホ用ページが判定対象とする変更です。そのため、別にパソコン用ページが存在するホームページは検索結果の判定対象には含まれません。
2015年4月以前の弊社のCMS「ABCBLOG」をご利用の場合、トップページはパソコン用とスマホ用の2種類をお作りしています。更新があった場合などは、この2種類のページを差異なく同じにしておく必要があります。
また、2015年4月以降の「ABCBLOG」をご利用の場合でも、モバイルで見た時のトップページに使っている画像サイズが大きいとの指摘がある場合は、その画像のサイズを縮小する必要があります。
このように、Googleは2021年3月末に「モバイル・ファースト・インデックス」への強制移行を始め、徐々に、Googleサーチコンソール登録者にのみメールや管理画面を通じて警告メッセージを発信しています。
ABCBLOGならスマホ対応OK!
ABCBLOGなら、Googleの推奨するスマホ対応のホームページが制作できます。
もちろん「モバイル・ファースト・インデックス」に対応したホームページです。
まだ対応がお済でない方は、この機会にABCBLOGをお試しください。
さいごに
如何でしたか?
今日は、「ホームページはスマホユーザーをメインに作ろう」と題して、スマホ対応化についてお話してきました。
「モバイル・ファースト・インデックス(MFI)」は、Googleの対策です。逆にいうと検索ユーザーのニーズです。これだけスマホユーザーが増えたのですから、当然のことと言えるでしょう。
ただ、検索順位は一度下がると、なかなか戻すことは大変になるので、早めの対策が必要です。
0コメント