採用企業急増中!「SNS運営スタッフ」とは?
ここ数年、どの求人サイトを見ても「SNS運営スタッフ」といった職種があり、とても人気のようです。特にECサイトを運営している業種に多く見られ、シフトに縛りが無く、リモート勤務にも対応するなど、働き方が自由に選べるのも魅力的です。
「SNS運営スタッフ」とは、会社のインスタグラムやLine公式アカウントの投稿やブログの更新を任される仕事。ネットにつながる環境でパソコンとカメラ程度があれば、どこにいてもできます。
その役割は、集客から見込み客の育成。今まで営業担当者が行っていた重要な仕事です。
今日は、インスタグラムでフォロワー数6,500人を持つSNS運営の経験者として、「SNS運営スタッフ」を抱える意味について解説したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
インスタグラムでクラシックミニを中心に特定のテーマに絞った投稿を行い、現時点(2021.11)で6,500人のフォロワー数を獲得。フォロワー数6,500人は、月間アクティブユーザー数3,300万人の中で5.0%以内に入る。
SNSはフォロワー同士のコミュニティが広がる場
SNSは、投稿テーマがニッチな分野であればあるほど運営者とフォロワーとのつながりが強くなります。これは、そこで知り合ったフォロワー同士にも言えることで、興味をより深く共有できるだけでなく、適度な規模のコミュニティには居心地の良さを感じると言います。
私は、愛車のクラシックミニに絞って投稿していますが、フォロワーさんは沖縄から北海道まで全国いて、会えなくてもコメントし合ったりしてコミュニティは広がっています。
月に一度イベントがあり、終わった後にインスタで知り合った仲間とオフ会をするのですが、会を重ねる度につながりも強くなっています。
コロナ騒ぎが落ち着いた今なら、このような「実際に顔が見れるオフ会」や「Zoomを使ったミーティング」をやってみるのも良いと思います。
一度できたコミュニティは、オフ会をするたびにつながりが強くなります。
また会を重ねることでメンバーを拡大することができます。
SNSはホームページに集める窓口
そもそもキーワード検索の結果から、初めてホームページにアクセスする人は、今までその会社を知らなかった人。商品を愛用しているとか、ファンという概念はまだありません。
ですから、他店との比較によって、購買までの間に逃がしてしまう可能があります。
ところがSNSで知り合ったフォロワーは、投稿者の世界観でつながったファン。
扱う商品やサービスの価格やデザインで判断する一般客とは違い、投稿者の人柄でつながった優良な見込み客です。
新しい商品やサービスのテストマーケティングに協力してくれたり、新製品開発のヒントとなる意見が聞けたり、また身近な人に商品を宣伝してくれたりもします。
このような優良な見込み客をホームページに集客する窓口として、SNSが活用され、その運営スタッフの存在が注目されているのです。
さいごに
如何でしたか?
今日は、「SNS運営スタッフ」を抱える意味について解説しました。
今、「インスタグラムで発見してGoogleで検索する」といった人が増えているそうです。
「〇〇市+ランチ」と、最初にインスタグラムで検索したあとに、投稿写真を見て判断し、最後にGoogleで調べ直すというのです。また、料理やDIYなど何かの知識を得るために「Youtube」で検索する人も増えています。
もう、誰もが手軽に動画や写真をアップできるようになりました。
今後は社内でホームページやSNSの運営をすることが、経理や事務同様に当たり前になってくるのではないでしょうか?
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