お問い合わせや申込みなど様々な用途で利用するメールフォーム。
基本は文字を送信することしかできませんが、もしも「写真や画像を添付して送信できれば」と思ってられる方って多いのではないでしょうか。
見込み客が抱える「困りごとや要望」に答えるにも、文字だけでは状況が分かりづらくピッタリの答えが出せないこともあります。
例えば、住宅リフォーム業の場合、文字だけではサイズや場所しかわかりませんが、「現場の写真」を添付してもらえば、現地調査前に見積もりが出せます。また、自動車買取業の場合では、「車と車検証の写真」を添付してもらえれば、見積もりの精度をより高めることができます。
このように、メールフォームに写真を添付するだけで1次査定ができるようにすれば、利用者が別サイトに逃げる可能性も下がります。
そこで本日は、この写真添付機能を装備したホームページの制作事例をご紹介します。
【著者プロフィール】株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
「写真添付機能」が使えるツールを選ぶ
「写真添付機能」を利用するには2通りの方法があります。
- HTMLやCSS、PHPなど専用プログラムで制作する
- 写真添付機能がツール化されたサービスを利用する
最初の「専用プログラムでフォームを制作する方法」は、デザインや入力形式、搭載機能などを細かく指定でき、完全オリジナルのフォームが実装可能です。
しかしプログラミングには高度な知識が必要となるため、1から作るとなると数百万円の費用が発生する可能性もあります。 そこでおススメしたいのが2つ目の「写真添付機能がツール化されたサービスを利用する方法」。ホームページに「写真添付機能がツール化されたメールフォーム」をリンクして使用する方法です。
管理画面でメールフォームの項目とデザインを設定するだけで、簡単にフォームが設置できます。
「お問い合わせフォーム」「予約フォーム」「申し込みフォーム」など用途別にテンプレートが用意されていて、必要に応じてカスタマイズするだけで、誰でも簡単にオリジナルのメールフォームを作成できます。
作成が完了すると、専用アドレスが付与されたホームページが完成します。その後は、ホームページとリンクでつなぐだけ。
非常に簡単です。
このようなツールは他にもたくさんあり、予約フォームやアクセス解析ツールなどがその類で、有料版と無料版と色々あります。
あまり小さな会社のサービスだと、その会社が倒産したり、どこかに吸収されて別事業に衣替えしたり、サービス継続に影響が出てしまうことがありますので選定には注意が必要です。
表面が破れたソファの写真を添付
所沢で椅子・ソファの張り替えやカバーの製作を行っている株式会社イマトク工芸様。
ホームページからの依頼が多く、その依頼の度に「写真を撮影してメールで送ってください。」とお願いしていたそうです。
ところが、深夜や休日の問い合わせには、こちらからの返答が平日の昼間になってしまうことから、チャンスを逃すこともあったとか。
ですから、ホームページのリニューアルをご相談いただいた際、「写真添付機能」は必ず装備して欲しいと要望を受けました。
そこで、写真添付機能がツールとして「Tayori」を選定しご提案しました。
「Tayori」のフォームテンプレートは種類が豊富で、あらゆる用途に合わせて利用ができます。
【イマトク工芸様 利用例】
まずは、【見積りフォーム】を選択すると入力項目とともに写真添付項目があるメールフォームが開きます。
「ファイルを選択」をクリックすると、パソコンのマイドキュメントが開きます。
このように写真が文字が一緒に送信できれば、お客様が抱える「困りごとや要望」がよくわかり、ピッタリの回答を出すことができます。
如何でしたか?
今日は、「写真添付機能メールフォーム」の利用事例をご紹介しました。
明日は同じくメールフォームを使った予約システムについてを予定しています。
お楽しみに。
昨日の夜は、すごい雷でした。
近隣地域に被害が出て、広い範囲で停電になるほどでした。
心配したのは、地域に配布されたワクチンの状況です。ワクチン保管用の冷蔵庫が停電でダメにならなかったかということ。
コロナの勢いがまた増しています。埼玉県も緊急事態宣言が出そうです。
皆様感染にはご注意ください。
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